
「はじめまして、ピコリノさんをよく知るG氏でいらっしゃいますか?」

「はい、Gです、ゴキブリではありません」

「早速ですが、ピコリノさんが夜中に怪しい行動をとるとお聞きしましたが?」

「えぇ、先日のことですが、朝方4時ごろのことでした・・・」

「一体、何があったのですか?!」

「急にベットから降り、廊下へ出て行ったんです、朦朧としながら」

「はい、それでどうなりましたか?」

「廊下の電気をつけ、ボソボソと何かをつぶやきながらウロウロしてるんです」

「危険な感じがしますね」

「僕が誰かいるの?と声をかけても
無視するんです」

「夫婦仲はうまくいってますか?」

「いってますよ!僕とS太郎と二人ベットの上から見守っていたんです」

「ふむふむ、その後どうなりましたか?」

「普通に何事もなかったようにベットに戻ってきて眠りにつきました」

「えぇ?!どういうことですか?」

「分かりません、ただ、翌朝このことについて聞いたところ・・・・」
「シラネェよ!」

「って言うんです、もう僕自分が夢を見たのかパニックになっちゃって」

「お、覚えてらっしゃらない、と?」

「そうなんです、あれだけ動いて喋ったのに、覚えてないんです」

「そ、それは夢遊病ではないですかね?」

「シラネェよ!こっちだって迷惑してるんだ!朝4時に起こされて!」

「す、すいません、でもね、ほら、ピコリノさんも疲れてたんじゃ?」

「いやもう、スッキリ、ぐっすり♪」

「これからは、何が起きても僕は起きません」

「い、以上G氏直撃レポートでした、夫婦仲が悪くならないことを祈ってます」
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